ご挨拶
社会の急速なデジタル化が進展する中で、学校教育に求められる役割も大きく変化しています。本研究会では本年度、教育DXの推進を目指し、次期学習指導要領の改訂も視野に入れながら、これからの情報教育の在り方を探究してまいります。 これまでのICT活用は、紙媒体の資料をデジタルに置き換える、連絡や集約を効率化するなど、従来の教育活動を支える手段としての側面が中心でした。しかし教育DXとは、その延長線上にあるものではありません。デジタル学習基盤を生かしながら、子どもたちの学びそのものを再構築し、新たな教育の価値を創造していく取組であると捉えています。 一人一台端末環境が整った今こそ、子どもたちが自ら問いを立て、多様な情報をもとに思考を深め、他者と協働しながら学びを創り上げる授業への転換が求められます。また、生成AIの活用は、学びの可能性を大きく広げる一方で、「何を学ぶのか」という本質を問い直す契機にもなっています。本研究会では、生成AIを含む先端技術を適切に位置付け、子どもたちの思考力・判断力・表現力を育む実践を蓄積・発信していきます。 同時に、情報活用能力の育成はもとより、情報モラルやデジタル...