京都市小学校情報教育研究会
令和5年度研究主題
ICTで生きる力を育む
ー個別最適な学び・協働的な学びの充実を目指してー
主題設定の意図
- 「ICTで」とは、ICTを「活用する」から「当たり前に使う」ことをより意識するため
- 「生きる力」の中に、育てたい三つの資質・能力はもちろんのこと、情報活用能力が含まれると考えられ、すべての資質・能力をバランスよく育む必要があると考えたため
- ICTを使う際に、個別最適な学び・協働的な学びという「学び方」に着目する必要があると考えたため
研究内容
①「情報活用の実践力」を培う
課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて,必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し,受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力を育成する。
②「情報の科学的な理解」を深める
情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解と,情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善したりするための基礎的な理論や方法の理解を深める。
③「情報社会に参画する態度」を育む
社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し,情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え,望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を育む。
④効率化や改善のアイデアを提案する
GIGAスクール構想で言われているように、教育の情報化を進める上で、クラウドやICTを効率的・効果的に活用することで、教育活動が充実するとともに、働き方改革にもつながり、教育DXが生まれてくる。
令和4年度 情報教育研究会 研究主題
情報活用能力を礎(いしずえ)とした,生きる力の育成
「情報活用能力は,世の中の様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,情報及び情報技術を適切かつ効果的に活用して,問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力である。(「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説」P.50より)」予測困難といわれるこれからの社会にこそ,子どもたち自身で問題を発見・解決し,それに対する自分の考えを持って行動する力の育成が一層求められており,そのためには,学習の基盤となる情報活用能力の育成が不可欠であると考える。本年度は,以下の柱にそった取組を研究会員各校で推進し,意見交流・発表会を通して情報交換・収集をする形で研究会活動を進める。
柱1:「情報活用の実践力」を培う
課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて,必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し,受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力を育成する
柱2:「情報の科学的な理解」を深める
情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解と,情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善したりするための基礎的な理論や方法の理解を深める
柱3:「情報社会に参画する態度」を育む
社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し,情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え,望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を育む
柱4:効率化や改善のアイデアを提案する
京都市小学校情報教育研究会
会 長 長谷川 英司
連絡先 京都市立正親小学校
電話番号:075‐451-0091
京都市小学校情報教育研究会TOPコミュニティページへのログインはこちら