<会長挨拶>

ごあいさつ

子どもを取り巻く社会環境は,あらゆる分野で情報化やグローバル化が急激に進展し変化を遂げています。また,令和の時代に入り,新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりなど,先行き不透明な困難な状況が続いています。

子どもたちがこうした変化の激しい社会環境に主体的に向き合い,自ら豊かな人生を切り拓いていく力を身に付けるために,私たちは「子どもの内なる世界」にどのように関わっていくとよいのでしょうか。

本研究会では,子どもの心に寄り添う関わりについて,具体的な事例をもとにした研修やカウンセリングの視点を活かした授業研究を通して,研究を深めています。

今向き合っている子どもの様子やそれぞれの先生方が日頃実践されていること等,温かい雰囲気の中で語り合い,それぞれが新たな一歩を踏み出していくことのできる…そんな機会を大切にしています。

ぜひ,本研究会の活動にご参加いただき,私たちと一緒に学び合いましょう。

          小学校カウンセリング研究会 会長 伊藤 幸範

(京都市立松尾小学校)

<研究>

     

  研究主題

      子どもの内なる世界をどのようにとらえ

                                      どのように関わっていくか

【主題設定の理由】

子どもを取り巻く社会が複雑化・多様化する中、学校で表現される子どもの姿も、また様々な様相を呈している。子どもたちはどのように感じ、どのように生きていこうとしているのか。子どもの心の中が見えにくくなっている今、「子どもの内なる世界」をどのようにとらえ、子どもたちとどのように関わっていくのかを本研究会の活動の中で考えていきたい。

【活動方針】

・カウンセリングの視点を生かして、子ども理解と関わり方について研究していく。

【今年度の重点】

・事例研修を通して多様な視点をもち、子どもたちとの関わり方を考える。

・カウンセリングの視点を生かした授業研究を進める。

・教職員に対して、カウンセリングの啓蒙と普及を図る。