会長挨拶

京都市小学校特別活動研究会のホームページへようこそ。

 

研究主題

1.今年度の研究主題

集団を育て,個が生きる特別活動

 ~温かい人間関係の中で,自分のよさや可能性に気づき,集団や社会に進んでかかわろうとする子ども~

 

2.主題設定の理由

特別活動のさらなる充実が期待される上での課題

・社会の変化の加速による,複雑・予測困難な時代

・新型コロナウイルスによる学校生活への制約や変化

・学力向上や児童の多様な困難に対する支援等役割の多様化

→共生社会の担い手の育成が必須

 特別活動の役割が強く価値づけられる

 

3.研究主題にせまるための重点

(1)「知識および技能」を身に付けるために

・話合いの進め方

・よりよい合意形成や意思決定の方法

・協働して実践するための役割分担の方法

単なる方法を学ぶのではなく,よりよい合意形成や意思決定,役割分担の際に,大事にしたいことや配慮したいことを心構えや態度として体得する

(2)「思考力・判断力・表現力等」を育てるために

・解決すべき問題を発見する力

・よりよい合意形成や意思決定する力

・人間関係をよりよくしようとする力

自分にとっても他者にとっても良い考えや行動の仕方を考え判断し,実践できる活動の場を工夫して設定する

(3)「学びに向かう力,人間性等」を育てるために

・多様な他者と関わる集団の中で,人間関係を自主的かつ実践的によりよいものにしていこうとする態度

・多様な他者との違いや多様性を認め,生かし合いながら協働して活動に取り組もうとする態度

「相手のことを理解するためにどうしたらよいか」

「自分の考えを理解してもらうにはどうしたらよいか」

「学級の一員として,高学年としてどうしたらよいか」

「なりたい自分になるためにどうしたらよいか」

等を考え実践する活動の設定