研究テーマ

～総合的な学習の時間における主体的・対話的で深い学びを追究する～

（１）研究目的

　　「主体的・対話的で深い学び」を総合的な学習の時間とどのように

　関連付けて各教 科で実践していくかについて，主体的な学びの視点

　では「学習活動を発展的に繰り返していく過程を重視し，課題設定と

　振り返りの充実」である。また，対話的な学びの視点では「他者との

　協働や外界との相互作用を通じて，自らの考えを広げ深めるような学

　びの充実」が必要であり，深い学びの視点では「今まで以上に学習過

　程の質的向上」をすることがそれぞれ必要となる。京都市における小

　中一貫教育の展開のもと，本研究会が主体となり，全市的な交流を深

　める中，最大の教育効果を生み出すことを目的とする。

（２）研究計画

　〇実践交流を積極的に進め，具体的な指導のアイディアや指導技術の

　　交流を図り，自校で実践できる力を身に付けてもらえるようにす

　　る。

　〇学習会を定期的に行い，経験の浅い総合的な学習の時間主任の研修

　　を深める。

　〇小中一貫の視点に立ち，学びの連続性の研究をすすめる。

　　　（合同での研修会の推進の強化）

　〇「中総研だより」の充実をめざし，担当者の拡大と意識改革を進め

　　る。

　〇教科および道徳，特別活動などの横断性の確認とクロスカリキュラ

　　ムの可能性の研究を進める。

　〇高校，大学，民間などとの連携や外部資源の活用方法などについて

　　そのノウハウを高める。

　〇研究会活動への参加者を募り，組織の拡大を図ると同時にモデル校

　　の幅を拡げる。

　〇指導計画（京都市スタンダード）を使った研修を深める 。

（３）研究のまとめ方

　〇資料冊子のデータ配信

　〇「中総研だより」による全市配信