会長挨拶

 ごあいさつ


2020 年初頭から蔓延する新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を与えてきましたが、
スポーツ界に目を向けると2021 年には東京オリンピック・パラリンピックが、2022 年には冬季オリ
ンピック、2022 年にはFIFA ワールドカップが開催され、多くの人々がテレビやインターネットを通
じて世界のアスリートたちの素晴らしいプレーやパフォーマンスに魅了されました。各国のアスリ
ートの姿は私たちに様々な感情を与えてくれました。スポーツを見ることはそれだけで楽しいもの
ですが、見るだけにとどまらず、なぜか自分も体を動かしたくなります。体を動かすと心もスッキリ
します。スポーツや運動は「する、みる、支える、知る」など様々な関わり方ができ、それらの関り
の中で私たちは様々な楽しさを味わうことができるのだということを、まさに今実感しています。
令和元年に設立100 周年を迎えた京都市小学校体育研究会では「ひとりひとりの子どもたちが運
動やスポーツの楽しさを味わい、自らの豊かなスポーツライフを実現できる」そんな子どもの育成
に向けた授業づくりや、体育学習がより一層充実するための様々な取組などを研究・実践していま
す。令和5年11月17・18日には全国体育学習研究協議会京都大会を開催いたします。これから
のめざすべき体育の授業の在り方を会員の皆さんとともに追究し、全国に向けて発信していきたい
と思います。どうぞよろしくお願いいたします。


令和4年度
京都市小学校体育研究会
会長 藤原 浩