会長挨拶

ごあいさつ

 

 京都市では「一人一人の子どもを徹底的に大切にする」という理念のもと,障害のある幼児・児童・生徒の自立と社会参加をめざして,子どもたち個々の姿に即して,一人一人の可能性を最大限に伸ばすため,個々のニーズに応じた指導や支援など,多様で柔軟な取組をこれまでも推進しています。また,共生社会の実現に向け,多様な人々と協働しながら,「多文化共生社会」「男女平等参画社会」「障害のある人や高齢者の共生社会」「自然の共生社会」等,様々な「共生社会」の担い手となる子どもの育成を目指しています。

 京都市の総合育成支援教育においては,すべての子どもが共に学ぶインクルーシブ教育の理念のもと,普通学級や通級指導教室,育成学級,総合支援学校など多様な学びの場を活用する中で,全ての教職員が,子どもの障害・特性の理解や実態把握,一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援について,専門性の向上を図ることが求められています。

 本研究会では,京都市の障害のある児童の社会自立に向けた取組についての研究・協議を積み重ね,また,今後のあるべき社会の姿を見据え,それに向けた教育ニーズに応えるべく,実践研究を積み重ねる中で,本市教育の充実発展に寄与することを目指しています。 

 多様な他者と共に,「自分らしく生きる」社会を目指し,皆様と共に学びの場を広げていきたいと思います。

 

                   京都市小学校発達教育研究会                           

会  長  辻 佳英

令和4年度 役員名簿
研究会会則