京都発【木村】
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どの単元でどの思考スキル&思考ツールを身に付けるのか,いつから子どもたちに選択を委ねるのか,見通しをもっておくことが大切です。①習得期②選択活用期③選択活用期学習の振り返りの中で,思考スキルの有効性を実感する有効性を根拠に,選択するそのことを振り返り,有効な場合やそうでない場合を実感する子どもたちが思考ツールに慣れてきたら,指導者がどの思考ツールを使うのかを指示せずに,子どもたちが判断して選ぶ機会を設定します。判断を委ねられた子どもたちは,問題解決の見通しをもちながら,習得してきた思考スキル&思考ツールの有効性を踏まえて,選択します。その繰り返しで,どのような場面でどのような考え方をすればよいのか,選択する力が育ちます。どのように考えたこと(表現したこと)が,どのような点で良かったのかを振り返り,自分なりに整理することが大切です。分数と小数が混ざった計算をするときは,小数を分数に置き換えると計算できる。ステップチャートを使うと,情報が整理されてわかりやすくなる。算数の基本にははかせ(はやく,かんたんに,せいかくに)があるので,ステップチャートは算数に向いていると思った。(6年生「分数×分数」での振り返りから)理科アルゴリズム的思考総合前期単元全要素ICT活用国語科分解算数科アルゴリズム的思考アルゴリズム的思考総合後期単元全要素算数科国語科全要素

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