48_R4京都発!【椙村】
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20~30分間を委ねる授業デザイン一般的な授業デザイン単元例子ども主体一人一人の子どもが自分に適したペースと学習方法で学習を進める子どもが学習道具、学習形態、学習場所を自己選択し主体的に学習を進める時間を単元の中で仕組んでいきます。始めは20~30分間を委ね、1時間、2~3時間、最終的には単元全体へと委ねる時間を段階的に延ばしていきます。指導者は個別の支援を行いながら、子どもたちを自立した学習者へと育んでいきます。45分授業の内、20分~30分間を子どもに委ねます。短時間から始めて、子どもが自分に適した学習方法で学びを進める経験を徐々に積むことがポイントです。授業の序盤一人学び(学習形態)一人でじっくり課題に向き合う。指導者(個別支援)ヒントカードをGIGA端末で提供したり、わからない子どもに個別支援を行ったりする。教科書(学習道具)図示の仕方や考え方を学んだり考えの確かめとして活用したりする。GIGA端末自分の過去の学びを参考にしたり、共有されている友だちの考えをもとに解決を目指したりする。インにすることで、最後まで粘り強く考えたり、一人一人が説明したりできるようにします。も同士で自分の考えを伝え合う活動となります。自力解決と集団解決の境目をなくした授業デザ「学び合い」とは、主に自力解決を終えた子ど授業の中盤二人学び(学び合い)自力解決を終えた子ども同士で考え方を説明し合う。教室の後ろ(学習場所)子ども主体の授業デザインを段階的に仕組む

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