618_R4「OJT」最終稿【大上】
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112 表 2-1 OJTに関するアンケート(学校長用) *回答は選択式と記述式あり。回答によって、次の質問内容が変わるため、全ての質問に回答するわけではない。 調査対象は、組織のリーダーである学校長、実際に校内の研修等を取りまとめる立場の教務主任・研 究主任、ミドルリーダーとしての活躍が期待されるキャリアアップ研修受講対象者、先輩から知識や技能等を学ぶ機会が多い採用2・3年目教員とした。 アンケートは、学校長用(表2-1)と学校長以外の教員用(表2-2)を用意した。質問内容については、「OJTを効果的に進めるための4つの視点」(16)や「初任期教員が育つ学校づくり8つの視点」(17)等を参考に、「職場環境や同僚性」「OJTの認知とそれを意識した取組」「Off-JTとの関わり」についてなど、OJTを進める上でポイントになると考えられる点について尋ねた。 学校長用のアンケートでは、学び合い高め合える組織にするための工夫や、学校としてOJTにどのように取り組んでいるかなど、主に学校運営全体に関することや管理職としてのOJTに対する意識等について尋ねた。また、学校長以外の教員にはOJTの認知度について尋ねたが、学校長には「京都市OJT実践ガイドライン」の認知度を尋ねた。これは、「京都市OJT実践ガイドライン」がどれだけ知られ、現場で活用されているのかを把握するためである。結果次第では、今後ガイドライン等の発信の仕方を工夫していかなければならないと考えている。 学校長以外の教員には、「職場環境、同僚性」「OJTの認知、OJTを意識した取組」「Off-JTとの関わり」に加えて、「困りの内容、自己研鑽の方法」「研修や課題に対する意識、姿勢」について尋ねた。これは、教職員(特に若手教職員)が日頃どのようなことに困りを抱えているのか、困りの解決や自己研鑽のためにどのような方法をとることが多いのかを把握するためである。そのデータを、若手教職員のニーズに応じた校内研修の実施や、京都市総合教育センター(以下、総合教育センター)での研修内容及び研修コンテンツ等の充実に活用していければと願う。研修や課題に対する意識や姿勢については、校内研修への参加の仕方から、研修に対する個人の意欲だけでなく、研修の雰囲気等についても知ることができるのではないかと考えた。 小・中 日常的なOJT 6

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