618_R4「OJT」最終稿【大上】
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(1)OJTの認知度 図2-1 OJTの認知度 表2-4 困りの解決方法(複数回答可) *数値は割合(%)を示す 114 表2-3 回答人数および回答率 第2節 アンケートの結果と分析 アンケートの回答人数と回答率を、表2-3に示す。アンケートの結果から、教員経験年数や立場で違いが見られたところや、特徴的なところを中心に述べる。なお、全アンケートの結果については、総合教育センター研究課のホームページに掲載する。 OJTという言葉や意味の認知度(図2-1)を見ると、教員経験年数が少ないほど、低くなっている。特に、採用2・3年目教員でOJTという言葉や意味を知っていると答えた割合は40%にも満たない。同じように、アンケートの回答率(表2-3)も、校種によって差が見られるものの、教員経験年数が少ないほど低い傾向にある。このことから、若手教職員はOJTという言葉に馴染みがなく、よく知らないために関心も低いのではないかと考えられる。各校で取組を行う前に、OJTの意義や有用性を共通理解するところから始める必要があると感じる。 (2)職場環境、同僚性 「仕事に関することで学びたいことや分からないこと、困ったことなどがあったとき、どのように解決することが多いですか」という質問(表2-4)では、どの対象者も90%以上が「自校の教職員に相談する」と回答している。また、「日頃、自校の教職員から教えられたり、自分から相談したりしていますか」という質問につい小・中 日常的なOJT 8 (%)

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