授業プランの見直し 生徒の尺度評価の入力モデルから、それぞれの項目の読み取り方を解説します! ②クラス単位での授業の受け止めと 授業設計の改善点 その道徳の授業で教師が行った授業設計を再考する材料になります。それぞれどの項目のねらいが不十分であったか、またクラスの受け止めの傾向などがわかり授業設計の改善につながります。 判断力や心情などにより響くよう、振るわなかった項目に応じて、発問・授業展開・板書・教材提示の仕方・補助資料などを検討し、良い道徳教材・授業にする資料とします! ① 授業ごとの生徒一人一人の受け止めと変遷 その道徳の授業で生徒が受け取った学びを探ります。ここで生徒が付けた「1」や「5」という尺度にではなく、その尺度を付けた意味に注目します。なぜなら、道徳に対する期待や目標が高ければ、学びに対する自己評価の尺度は低くなりますが、学びとしては高い水準であったりするからです。 →記述式評価につなげる方法はステップ6で解説 4 ③その道徳教材の評価参考点と年間計画への反映点 生徒の自己評価を集計し、全体としての受け止めを年間の振り返りに利用して、次年度の年間計画立案の参考にします。→ステップ7へ 図4 自己評価分析表の入力モデル
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