001総教C030707H28京都発(中山)
4/12

いえ、あくまで生徒による自己評価は、生徒の学習活動なので、そのまま成績化なんてしません。数値は教師が生徒の豊かな学びができた時機などを探る、参考資料にするためのものです。また、他人と比べたり優劣を付ける評価ではないので、生徒は正直に自分の心の中の学びを評価したらいいのです。 尺度の入力自体の手間は簡単なもので、名列順に並んでいれば、一クラス10分未満で入力ができます。 しかも、その記録からは以下のことが読み取れるのです。 ①授業ごとの生徒一人一人の受け止めと変遷 ②クラス単位での授業の受け止めと授業設計の改善点 ③その道徳教材の評価参考点と年間計画への反映点 また、入力しながら瞬時に生徒の様子が把握できるようになっているので、授業者自らが入力するのがお勧めです! 3 ・生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすよう努める必要がある。ただし、数値などによる評価は行わないものとする。(下線は筆者による) 「第3章特別の教科道徳」の第3の(4) え?数値で生徒の学びを評価するんですか? 参考:学習指導要領一部改正での見解 でも、毎回の入力って大変じゃないんですか?

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る