001総教C030707H28京都発(中山)
2/12

道徳は良さを認め、励ます評価であるとともに、「個人内評価」という、「他人と比べない評価にする」ことになりました。 そこで、生徒自身に学びを振り返って自己評価をさせ、それを参考にその生徒の学びを教師が見取ることを考案しました。 道徳の授業の終末で、生徒に簡単な四つの項目について「5」~「1」の尺度で自己評価させます。尺度評価は記述に苦手意識を持つ生徒のためでもあります。また尺度評価と同時に記述での振り返りも行わせ、数値では割り切れない心の部分とも向き合わせます。それらを表計算ソフトの「道徳自己評価分析表」に記録・活用することで、生徒理解の深化と、道徳の指導力向上の役に立ちます! 1 ・他の児童生徒との比較による評価ではなく、児童生徒がいかに成長したかを積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価として記述式で行うこと ・生徒自身による自己評価の機会や場を充実し、そうした姿勢を生徒自身に育むとともに、常に生徒の立場に立って生徒を受容し尊重 する共感的かつ確かな生徒理解に基づく道徳性の評価を心掛ける必要がある。 文部科学省「中学校学習指導要領解説 道徳科編」第5章第2節の1 p.108 文部科学省「特別の教科 道徳」の指導方法・評価等について(報告) p.9 道徳の評価は何を基本に付けたらいいのですか? 参考:学習指導要領一部改正での見解 具体的に「生徒による自己評価」ってどうするんですか? 参考:中学校学習指導要領解説 道徳科編での見解

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る