001総教C030705H29最終稿(大栢)
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本章では,研究協力校B校の第2学年にて行っ 第3章 授業実践から (35) 岡秀夫・赤池秀代・酒井志延『英語授業力強化マニュアル』 大修館書店 2004 (36) 前掲(5)p.87 (37) 前掲(5)p.22 (38) 前掲(5)pp.20~22 (39) 前掲(5)p.62 (40) 和泉伸一『フォーカス・オン・フォームを取り入れた新しい英語教育』pp.218~246大修館書店 2009 (41) 文部科学省初等中等教育局『各中・高等学校の外国語教育における「CAN-DOリスト」の形での学習到達目標設定のための手引き』 2013.4 (42) 橋本重治『新・教育評価法総説 下巻』金子書房1986 (43) 長瀬壮一『楽しい英語授業を演出する評価活動』 明治図書1994 (44) 文部科学省『国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策』2011.6 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/082/houkoku/1308375.htm p.7 2018.3.2 (45) 根岸雅史・工藤洋路『中学校英語 CAN-DOリスト作成のヒントと実践』三省堂 2016 投野由紀夫監修『英語情報2016 春号』pp.4~7 公益財団法人日本英語検定協会 2016 (46)た研究実践について述べる。 逆向き設計で単元を構想し,領域統合型の授業を展開し,その中にパラフレーズ練習,教科書音読練習,そしてインタラクション練習を帯活動として組み込み,Unit 5「Universal Design」(New Horizon English Course 2 <東京書籍>)にて実践を行った。また,学習意欲を高めるための手立てとして,自分の伸びを確認できる自己評価や相互評価を通して,それぞれの言語活動において学びを可視化した。 第1節 逆向き設計の単元構想 (1)CAN-DOリストに基づいた単元構想 最初にCAN-DOリストに基づいた目標と,目標到達に適したパフォーマンス課題「Please tell us what you think about universal designs or barriers around you.」を設定した。 表3-1はB校のCAN-DOリストに基づく指導・評価実施計画である。囲み部分が本単元との関連個所であり,CAN-DOリストと単元計画を一体化させられるよう授業をデザインした。「~できるようになる」という目標から授業設計をするため,指導者は具体的な生徒の姿を目指して授業を進めることができ,生徒も明確な目標をもって授業に臨めると考えたからである。 図3-1はUnit 5の単元構想図である。 表3-1 B校の指導・評価実施計画 図3-1 単元構想図 中学校 英語教育 20

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