001総教C030705H27最終稿(中山)
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第2章 「生徒による自己評価」を活用した(1) 文部科学省「道徳教育実施状況調査(平成24年度実施)」 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2013/01/04/1282847_1.pdf 2016.3.4 p.3 (2) 東京学芸大学「道徳教育に関する小・中学校の教師を対象とした調査-道徳の時間への取組を中心として-結果報告書」 http://www.u-gakugei.ac.jp/~kokoro/databank/data/report_2012houkokuALL.pdf 2016.3.4 p.23 (3) 前掲(2)p.22 (4) 教育再生実行会議「いじめ問題等への対応について(第一次提言)」 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai1_1.pdf 2016.3.4 p.1 (5) 中央教育研究所「研究報告 No.84「教育改革に関する教師の意識調査」―小学校・中学校を対象に―」 http://www.chu-ken.jp/pdf/kanko84.pdf 2016.3.4 p.168 (6) 前掲(1) p.10 (7) 文部科学省「中学校学習指導要領」東山書房 2008.6 p.115 (8) 岡本泰良「中教審『道徳に係る教育課程の改善等について(答申)』に対する書記長談話」日本教職員組合 http://www.jtu-net.or.jp/2014/10/post-503.html 2016.3.4 (9) 文部科学省「中学校学習指導要領解説 道徳編」(平成20年度版)日本文教出版 2008.9 p.131 (10)文部科学省「中学校学習指導要領解説 道徳編」(平成26年度版)2015.7 p.107 (11)前掲(9) p.129 (12)前掲(10) p.108 (13)前掲(7) p.115 (14)田中尚美「No.498小学校における心に響く道徳の時間の展開Ⅱ-道徳的な成長を見取るための評価の在り方-」『平成16年度研究紀要vol.2』京都市立永松記念教育センター 2005.3 p.49 (15)文部科学省「中学校学習指導要領」(平成27年3月) http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/__icsFiles/afieldfile/2015/03/26/1356251_1.pdf 2016.3.4 p.104 (16)髙中正彦「道徳『教科化』に関する中教審答申を受けての会長声明」東京弁護士会 http://www.toben.or.jp/message/seimei/post-378.html 2016.3.4 (17)前掲(10) p.109 (18)前掲(10) p.108 (19)文部科学省「下村博文文部科学大臣記者会見録」 化などが説得力をもって教師が評価できるようになると予想される。 中学校 道徳教育 9 http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1356138.htm 2016.3.4 (20)前掲(10) p.14 (21)前掲(10) p.10 (22)田沼茂樹「教科化で『道徳教育の評価』をどう考えればよいか 道徳教育評価と道徳の授業評価の観点を明確にした指導を心がけることの大切さ」『道徳教育2015年2月号』 明治図書 2015.2 p.4 (23)前掲(22) p.6 (24)中央教育審議会『道徳に係る教育課程の改善等について(答申)』 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2014/10/21/1352890_1.pdf 2016.3.4 p.16 (25) 前掲(22) p.6 (26) 西岡加名恵 「教科と総合に生かすポートフォリオ評価法」図書文化社 2003.6.20 p.182 第1節 評価が生み出す好循環(スパイラル) (1)PDCAで見る二種類の評価 第1章の第1節(4)でも述べたが,道徳での評価には大きく分けて二種類の評価が存在する。道徳の授業で生徒自身がどのように変容したかを生徒に示す「学習状況の評価」と,道徳の授業が効果的に行われたかを検証し,教師が道徳の授業力を高める資料とする「指導の評価」である。 ただし,この二種類の評価は別物として存在するのではなく,互いに密接に関連し合い,表裏一体のものとして考えるべきである。なぜなら,生徒の学習状況の正確な把握と評価なくして,効果的な指導の検証と改善は見込めず,明確な観点やねらいなくして,適切な評価もないからである。 観点とは,「意図をもって指導方法の計画を立て,学習指導過程で期待する生徒の学習を具体的な姿で表したもの」である。よって,観点をもって行うとは,道徳の授業を通して,教師がどのように生徒たちに道徳的価値を習得させ,顕在化させるかの「ねらい」を具体的に描くことができるかということになる。 つまり,教師は「生徒の学習状況を通して自らの指導を評価し,その評価を授業の中でさらなる指導に生かす」という継続性・連続性の意識をも運用システムの考案

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