001総教CR030517R1研究論文(今川)
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G0701 報告600 Key Words:食選力,教職員の食に対する意識,心身の健康,学校全体で取り組む食育 平成17年に食育基本法が成立し,食育の位置づけが明確になった。その中で食育は,知育,徳育,及び体育,すなわち,「生きる力」の基礎となるべきものと示されている。本来,食育は世代を問わず,国民運動として推進するべきものではあるが,第三次食育推進基本計画では,重点課題の一つに若い世代への食育を挙げている。子どもへの食育は家庭を中心とし,学校においても積極的に推進していくことが求められる。 選力の向上を目指した。飽食の時代と言われる現代だからこそ,食べるものを選択する力を身に付けることが必要であると考える。そのために,必要な知識の定着や活用する力の育成と共に,様々なアプローチを通して食に対する意識の向上を目指した。 られた。また,学校全体での取組を進める中で教職員の意識にも変化が見られた。 そこで,本研究では学校全体で取り組む食育を推進し,生徒の食研究を通して,生徒の食に対する意識が向上し,行動の変化が見75 今川 早紀(京都市総合教育センター研究課 研究員) -生徒の食選力の向上を目指して- 学校全体で取り組む食育の推進

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