京都市教員等の資質の向上に関する指標
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【幼稚園】 ○幼児一人一人の遊びの志向性の理解と具体的な行動の予想に基づき、幼児の主体的な活動を促す教育環境の構成と一人一人の発達に応じた援助をすることができる。 ○「安心・安定」、「自己発揮」、「協同性」を軸にした幼児期の発達の過程を見通し、“子どもが夢中になって遊び込む”保育を行うことができる。 【総合支援学校】 ○三者の願い(本人・保護者・指導者)に基づいた「個別の包括支援プラン」を作成し、計画的な授業を実施、評価・改善することができる。 ○「個別の包括支援プラン」に基づく、保護者、関係機関等と連携したケース検討を実践することができる。 【育成学級担任】 ○一人一人の子どもの教育的ニーズに応じた「個別の指導計画」を作成し、交流及び共同学習等の計画的な授業実践・学習評価を行うことができる。 ○子どもの自立と社会参加を目指し、校内での共通理解や幼小、小中、中高といった学校間段階の円滑な接続等、学びの連続性を重視した教育を実施することができる。 【通級指導担当教員】 ○一人一人の子どもの適切な実態把握を行い、「個別の指導計画」の作成に積極的に参画し、それに基づく、自立活動の指導・学習評価を行うことができる。 ○子どもの自立と社会参加を目指し、在籍学級担任や学年との連携、学校間段階の円滑な接続等、学びの連続性を重視した教育を実施することができる。 【高等学校】 ○社会で生きていくために必要となる力を共通して身に付けることのできる、初等中等教育最後の教育機関であることを認識し、一人一人の個性と特長を見据えながら、成長段階に応じた適切なキャリア教育を展開することができる。 ○教科に関する造詣や専門性を常に磨くとともに、市立高等学校全体を見通した、生徒の多様性に応じた指導ができるよう研鑽し、勤務校の教育目標や生徒の特性を十分に理解した教育活動を実践することができる。 留意事項【学習指導に関する校種、職務別の資質能力】

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