京都市教員等の資質の向上に関する指標
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学校運営への参画と活性化学校づくり OJT の推進学習指導授業づくり・学級づくり:ステージⅠ~Ⅳ、指導教諭、主幹教諭共通学級(HR)経 営・生徒指導特別な配慮や支援を必要とする子どもへの方策ICTや情報・教育データの利活用ステージによって異なる。別紙参照。 ステージによって異なる。別紙参照。 ○学習指導要領(幼稚園教育要領)の趣旨の実現に向け、「学校教育の重点」を十分に踏まえた以下の観点に基づく学習指導を行うことができる。 ・子どもの「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業(保育)づくり ・「ICTの効果的な活用」を含め、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を両立した子ども中心の授業(保育)の創造 ・子どもの興味・関心を引き出す教材研究や他の教職員と協働した授業(保育)研究等を行いながら、授業(保育)設計・実践・評価・改善 ・各教科の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、資質能力を育むために必要となる各教科等の専門知識等の習得 ・教育課程を軸に教育活動の改善・充実の好循環を生み出すカリキュラム・マネジメントの意義の理解 ・校種間連携、教科等の横断的な視点、指導と評価の一体化の観点に基づき、学校園の実態に応じた組織的かつ計画的な教育課程の編成・実施・改善 ・教育活動全体を通じて行う「しなやかな道徳教育」の組織的・計画的な実践 ※幼稚園、総合支援学校、育成学級担任、通級指導教室担当者、高等学校については下記の (留意事項【学習指導に関する校種、職務別の資質能力】)も参照。 ○多様性を大切にし、子ども一人一人が自己肯定感や自己有用感を高めながら、互いを認め合う学級(ホームルーム)を築くことができる。 ○子どもが規範意識や人権意識を持って常に正しい判断をし、社会的資質や行動力を高めるように支援や指導ができる。 ○「見逃しのない観察」「手遅れのない対応」「心の通った指導」を常に念頭に置き、その子の背景を含めて一人一人と向き合いながら子どもの課題の的確な理解の上にたって、個や集団に応じた適切な指導と支援を行うことができる。 ○問題行動やいじめ・不登校等の課題に対して、正しく情報を共有し、関係機関を含め、組織的な対応ができる。 ○教育相談の意義や理論(心理・福祉に関する基礎的な知識を含む。)を理解し、子ども一人一人の課題解決に向け、個々の悩みや思いを共感的に受け止め、学校生活への適応や人格の成長への援助を行うことができる。 ○社会的・職業的自立の基盤となる「基礎的・汎用的能力」を育成するために、子どもの発達を踏まえ、地域社会と連携・協働しながら、教育活動全体を通じて、生き方探究教育を進めることができる。 【幼稚園】○幼児期が教員との信頼関係に支えられて、友達との関わりを深め、自己調整力や協調性、自尊心といった、いわゆる非認知的能力を育む発達の時期であることを理解し、個々に応じた援助をすることができる。 ○特別な配慮や支援を必要とする子ども※の特性等を理解し、組織的に対応するために必要となる知識や支援方法を身に付けるとともに、学習上・生活上の支援の工夫を行うことができる。 ○多様な実態について校内の共通理解を図り、適切な支援のために校種間、保護者や関係機関等と連携することができる。 ※障害や特性等で支援の必要な子どもやこれまで十分に能力を発揮できなかった子ども、日本語指導を必要とする子ども、相対的貧困状態にある子ども、ヤングケアラー等を含む ○学校におけるICTの活用の意義を理解し、学校・幼稚園教育活動全体においてICTを効果的に活用することができる。 ○子どものICT活用、情報モラルを含めた情報活用能力を育成するための授業実践等を行うことができる。 ○教育データを適切に利用し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現に向けた学習を展開することができる。 【幼稚園】○保育において、幼児の直接体験の重要性を踏まえたICT活用を検討・実践できる。 指 標

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